夏の山荘に泊まるということ
7月の東京は35度を超える日が続きます。そういう夏に、標高1,400mの山の中に来ると、朝の気温が15度を下回ることがあります。同じ日本の、同じ7月の話です。
続きを読む →長野県の山あいに建つ Frostvale Lodge は、全5室の小さな山荘です。夏の緑、冬の雪、どの季節にも、ここにしかない静けさがあります。
2014年の秋、私はここに初めて来ました。当時は廃屋同然の古い山荘で、屋根の一部が抜け落ちていました。東京で建築の仕事をしていた私は、週末のたびに車でここへ来て、一人で修繕を続けました。最初の冬は、窓の隙間から雪が吹き込んできました。それでも、朝に目が覚めると、森の向こうに白い山が見えて、ここに来てよかったと思いました。
2016年の春に初めてゲストを迎えました。最初の予約は、私の友人の友人でした。朝食に出したトーストが焦げて、少し笑われました。でも、翌年また来てくれました。その頃から少しずつ口コミが広がり、今では夏と冬は数週間前から満室になることが多くなりました。増築や大きなリノベーションは考えていません。5室のままでいたいと思っています。
夜、薪が落ち着いてから読む。静かな本は、静かな場所で読むべきだと思う。
お車でお越しの方が大半です。公共交通機関でお越しの場合は、最寄り駅からの送迎について事前にご相談ください。
info@frostvaleledge.com · +81 263-55-0847
7月の東京は35度を超える日が続きます。そういう夏に、標高1,400mの山の中に来ると、朝の気温が15度を下回ることがあります。同じ日本の、同じ7月の話です。
続きを読む →リゾートホテルには、プールがあり、スパがあり、レストランが複数あります。山荘には、薪ストーブと、小さな畑と、オーナーが一人います。どちらが良いかではなく、何を求めているかの話です。
続きを読む →薪ストーブは、エアコンとは違います。スイッチを押せば暖かくなるわけではありません。火をつけて、薪を足して、空気の量を調整して、ようやく部屋が暖まります。その手間が、面白いと感じる方に向いています。
続きを読む →夜になると、ゲストが自然と集まってくる場所です。薪はすべて近くの山から切り出したカラマツ。火の前で本を読んでいると、時間の感覚がなくなります。
夏でも朝は15度を下回ることがあります。窓を開けると、針葉樹の香りが部屋に入ってきます。目覚まし時計は、ここでは必要ありません。
ロッジの裏手に小さな畑があります。トマト、ズッキーニ、ハーブ類は夏の間ほぼ毎日収穫できます。朝食はそれを使ったシンプルな一皿です。
"中村 誠一、長野県出身。東京の設計事務所で10年間、住宅と小規模商業施設の設計に携わった後、2013年に長野へ戻り、廃屋だった山荘の再生に取り組み始めた。2014年秋に Frostvale Lodge として開業。建築の仕事で培った木材と断熱の知識が、ここの改修に直接生きている。趣味は野鳥の観察と、古い山岳文学を読むこと。梅原猛の「森の思想」と、ウィリアム・ギブスンの初期作品を交互に読む習慣がある。現在は、コテージ棟の断熱改修と、裏山の遊歩道整備を少しずつ進めている。"
可能です。ただし、1名でご利用の場合は2名分の料金をいただいています。小さなロッジなので、1室を1名で使っていただく場合も、維持コストは変わりません。ご理解いただけると助かります。
予約時にメールでお知らせください。グルテンフリー、ベジタリアン対応は可能な範囲で対応しています。ただし、完全な除去食対応は難しい場合があります。重篤なアレルギーがある方は、事前に詳しくご相談ください。
年齢制限は設けていません。ただし、ロッジの構造上、段差や急な階段があります。小さなお子さんをお連れの場合は、コテージ棟をお勧めしています。事前にご相談いただけると、より適切なご案内ができます。